出典:https://www.thefirsttimes.jp
「あのちゃん」の愛称で親しまれる、地下アイドルグループ・ゆるめるモ!の元メンバーであるanoさん。
CMやバラエティでの露出の他、第74回紅白歌合戦の出場も決まっており、気になる存在の方も多いのではないでしょうか?
あの独特な鼻声とスローな癖のある話し方や、バラエティ番組や個人のSNSで発言する辛辣なコメント、お菓子が大好きで野菜はもやしだけ好む偏食家な一面などいまいち人柄がわかりにくい不思議な方ですよね。
こちらの記事は、あのちゃんがどのような人物なのかを調べてまとめてみました。
あのちゃんが売れたきっかけは水ダウ?
ここ数年でバラエティ、CMなどテレビで観ることが多くなったあのちゃん。
元々のあのちゃんを知らない方々からは、この人は一体誰なの?と、なぜかここ数年で突然姿を現すようになった人といった見方が多いようですね。
実際私もその一人でした。
あの~~
あのちゃんって何者なんですかね~
( •︠-•︡ )
— jun jun (@RX100M) May 13, 2023
あのちゃん
苦手なのだけど
人気ある…で、あってます?
— ゆう (@yuutter) December 29, 2023
あのちゃんは2021年10月13日に放送されたTBS系朝の生番組「ラヴィット!」の大喜利にて珍回答を連発したことで、話題になりました。
この“珍回答”ですが、実は同じくTBS系「水曜日のダウンタウン」の番組企画で、「生放送の裏で色々やってましたSP」という、大喜利に出演していたあのちゃんの回答を芸人たちが遠隔操作して、あの独特な話し方で答えさせていたと言った非常に面白い企画で神回と話題になったことがきっかけです。
ラヴィット!司会の麒麟・川島明さん
当時同じくラヴィット!の大喜利に出演されていた芸人さんよりも面白い回答を出すので、司会の麒麟川島さんも驚きと戸惑いの表情を見せていましたが、そこが非常に笑える絵面でした。
番組内容をさらっとまとめていきます。
あのちゃんの珍回答集
1.「ニンニクの匂い消しとして牛乳を飲む以外の有名な方法は?」
①べろにサランラップ巻く
②木工ボンドいっときますか
③スイカ丸呑み
この回答に、司会の川島さんは「びっくりする角度の答えでしたけどね」と柔軟に受け止めていたものの、周りの出演者の方々はここでざわざわと驚き始めていたことも事実ですね。
2.「唐辛子など七味唐辛子の原料の残りひとつは?」
①ほぐした赤LARK
②チーソーの赤い部分
③矢田(亜希子)さんの削り歯茎
①の赤LARKについてはタバコの銘柄で、紙タバコをほぐした時の中身と、お題にあった唐辛子の見た目が似ていることで出た珍回答ですが、若い女性からなかなか“赤LARK”というワードは出てこないと思いますのでスタジオはさらに変な空気に包まれていましたね。
②のチーソーとは、麻雀牌の名称でガラの上の部分が赤いことから唐辛子と結びつけた回答をされたようですね。
しかしこちらもなかなか若い女性からポンっと出てくる言葉ではありませんよね。違和感を覚えて当然です。
財布の中たまに二〇円しかないけど点棒ならいつでも持ってるから取引便利^_^ pic.twitter.com/ieIqxoFYOj
— あの (@aNo2mass) October 27, 2021
しかしあのちゃんは麻雀に関しては知識を持ち合わせていたようで、ご自身のXの投稿にも上記のように点棒だらけの画像をUPされていました。
③の矢田さんの削り歯茎に関しては、隣の席で共に大喜利に参加されていた女優・矢田亜希子さんを驚かせる珍回答でした。
矢田さん、開いた口が塞がっていません。
3.「カラーコンタクトを和風変換すると?」
目玉のおやじの衣替え
こちらに関してはスタジオから「うまい!」と尊敬の声が出るほど絶賛されていましたし、事実アイドルの女の子が一発で大喜利でこの回答を出したら拍手喝采ですよね。
千原ジュニアさん
しかしこれは千原ジュニアさんが水ダウスタジオからあのちゃんに遠隔で指示した回答です。さすがですね。
4.「自分で完成させる新家系バナナジュース」一体どうやって完成させるでしょう
①武藤敬司の膝を冷やす
②店のおじいさんに咀嚼してもらう
意味のわからない方が多いかもしれませんが、レスラーの武藤敬司さんという方が、現役時代に膝を大怪我し、その事故以来、試合後にマネージャーさんが膝をアイシングしてあげていたことを大喜利に当てはめたようですね。
レスラー武藤敬司さん
これまたアイドルの女の子から“武藤敬司”というワードが繰り出したことで、驚かれた方も多かったと思いますね。
5.視聴者プレゼントのキーワード
盛山のディアゴスティーニ
こちらに関しては、あのちゃんが自由にキーワードを決められると言ったもので、こちらも水ダウ側のスタジオにいた霜降り明星・粗品さんから出たワードでした。
霜降り明星・粗品さん
こちらの粗品さんの回答は、あなちゃんと同じく「ラヴィット!」の大喜利に参加されていた盛山さんが一つ前の「自分で完成させる進化系バナナジュースはどうやって完成させる?」というクイズに、盛山さんが「毎月ディアゴスティーニを買う」と答えた際、特に触れられもしない、滑るよりきつい扱いをされたことで、プレゼントキーワードに粗品さんが 「盛山のディアゴスティーニ」と滑ったことに対していじった結果がこちらのキーワードになったようです。
見取り図・盛山晋太郎さん
盛山さんと粗品さんは、兄弟のように仲が良く、10年以上の付き合いだと言われており、この親しい関係性が生んだイジリ回答だったということですね。
あのちゃんって何者?
あのちゃんブレイクのきっかけはわかりましたが、ご本人のことについてはイマイチ知らない方が多いのではないでしょうか。
あのちゃんは、公表はしていませんが千葉県柏市出身で1997年生まれ、高校は中退されているようです。
あのちゃんの経歴を見ていると、中学時代に学校に馴染めず不登校になった過去や、運動神経がよく絵を描くことも非常に上手であったエピソードが見えてきました。
地下アイドル「ゆるめるモ!」としてご活躍されていた時代も含め、深掘りしていきましょう。
学生時代
あのちゃんは中学生の頃、いじめによって学校に馴染めず不登校になり、引きこもっていた過去をお持ちのようです。
新曲MVのインタビューにて、以下のように答えています。
あのは「教室で後ろの席の男の子にゴミを毎日投げられて、お前みたいなバカは幸せになんてなれない消えろと言われた時のことを思い出してう゛となるけど」と、いじめられた学生時代に思いをめぐらせつつ、「それでも言葉を気持ちを何かしらの表現でオェーっと吐き出して生きてきてよかったと思わされるmv 他人とは分かり合えないそれでも僕には僕がいる、君には君がついてるよ」と、同楽曲とMVに込めた思いをつづった。
出典:日刊スポーツ
いじめられっこではあったものの、今のあのちゃんと同じようにぶっ飛んだエピソードをお持ちの過去があるようです。
キレると止まらない?
あのちゃんは、2023年9月放送のフジテレビ系「突然ですが占ってもいいですか?」の番組内で占い師のシウマ氏から「我慢しすぎて爆発する。ヤンキーがキレるくらいの口調になりかねない特性を持ってる」と指摘されると、過去に所属されていた「ゆるめるモ!」のメンバーとの喧嘩や、中学時代いじめにより教室を荒らすほどブチギレたといったエピソードが繰り出されました。
「バンドのメンバー間で僕が納得いかなかったりケンカ腰みたいな感じにされるとブチギレる。“足ドン”足でドンって。スルーされそうになったら『いや待てよ。おい!話終わってねぇじゃねぇかよ!』とか言ってよくケンカしますね」
中略
さらに過去を辿り中学2~3年の時期に爆発していないかシウマ氏から聞かれると「してましたね。いじめとか多かったから。自分もそうだったけど、クラスの子とかいじめられてるのを見るのもしんどくて、それこそブチってなっちゃって。爆発しちゃって、クラスの教室とか全部荒らして」と振り返り「親が学校に呼ばれたりとかもあったし。不登校だったんで。それ以降はずっと」と打ち明けた。
出典:サンスポ
なかなか学校という場所に馴染めず、父親からも母親に迷惑をかけるなと胸ぐらを掴んで怒られ、自分の部屋の天井だけを見つめる毎日に焦りを感じ、毎日部屋でインターネットをやっていたため、そこでアイドルの募集があり思い切ってこの世界に飛び込んだようです。
不登校なのに美術の成績が5?
あのちゃんは、大の仲良しだというお笑いコンビ「メイプル超合金」の安藤なつさんと番組内で学生時代の美術の成績の話題になり、「僕は5でした。学校行ってなかったけど、美術だけはなぜが5だった」と最高評価だったと明かしています。
「美術は家で作ったものを出すのを許されていて。まだ学校に行けたときは、給食の時間も、一人だけ小さい部屋で食べてたんだけど、美術の先生だけが会いに来てくれて。そこでお話をしてくれて、仲良くなったから5をもらった」というと、安藤が「コネ?でもいい先生がいてよかったね」とツッコミを入れて笑わせていた。
出典:スポニチ
あのちゃんはコネで5を貰っていたとのエピソードを語っていましたが、実際にあのちゃんはとてつもなく絵が上手で、こちらのツイートをご覧いただければ美術の成績が5だったことも納得出来るかと思います。
てづくりで絵描いたりしました(^-^)✂️
あしたの恵比寿リキッドルームでワンマンライブでこのiphoneケース予約受付してますよろしゅうー pic.twitter.com/l2SHlqguXo
— あの (@aNo2mass) October 23, 2016
高校は日本体育大学柏高等学校で運動神経がいい?
あのちゃんは2013年に原宿にいた際、ファッション雑誌「HR(エイチアール)」でスナップ写真が掲載されており、プロフィールも一緒に載っていました。
上記画像の下部をよく見ると「私立柏日体高1年」と記載されているため、日本体育大学柏高等学校に通われていたことがわかります。が、学校に馴染めず途中で退学されているようですね。
あのちゃんは2023年12月27日放送のTBS系「SASUKE2023」に意外な身体能力の高さを披露し、ネット上の視聴者を驚かせていたようです。
1つ目、2つ目のローリングヒルを慎重にクリアすると、3つ目のシルクスライダーもクリア。4つ目のフィッシュボーンもクリアしたが、なんとここで135秒の時間が経過。時間切れでリタイアとなった。 これにネット上では「あのちゃんドボンなしかすげえ」「あのちゃんなりに頑張ったんじゃね笑」「あのちゃんスゴイ」「運動神経いいなー」「再チャレンジしてほしい」「落下せず運動能力すごいな」などと驚きの声が上がっている。
出典:ENCOUNT
過去にはティモンディ・高岸宏行さんとYouTubeで共演した際には意外な野球センスを発揮されています。
その動画がこちらです。
地下アイドル時代
あのちゃんは、2013年に3期生として地下アイドルグループ「ゆるめるモ!」で活動されていました。その期間は2019年までの6年間だったようで、同年9月30日に前触れもなくグループ脱退を発表すると、詳しい理由の説明や卒業公演の機会もないままソロアーティストに転向しています。
ご本人はゆるめるモ!を捨てたわけではなく、「精神的に狂っておかしくなっちゃって」「結果的に破滅しただけです」とお話しされています。
ちなみに地下アイドル時代のあのちゃんはこちらです。
アイドルであった6年間は、どのようなものだったのでしょうか。
地下アイドル界では“あのラー”大量発生
あのちゃんの地下アイドル時代の凄まじいカリスマ性、人気ぶりを語ったのはタレントのでか美ちゃんでした。
フジテレビ系「人志松本の酒のツマミになる話」にでか美ちゃんが出演された際、あのちゃんの才能を称賛されていました。
タレント・でか美ちゃん
「あのちゃんも元々アイドルで、ライブアイドル、地下アイドルっていうジャンルから出てきた方なんで。一緒に対バンしてちっちゃいライブハウスで共演してきた時代からずっとすごいんですよ!」
でか美ちゃんがここまで絶賛するのは、なんとあのちゃんのアイドルとしての独特の個性に憧れた同じく地下アイドルの方々が、当時のあのちゃんのキャラや容姿などを真似て大量に存在していたのだとか。
楽屋では隅っこに居るあのちゃんですが、ライブになるとその才能を爆発。でか美ちゃんは「こんなにオーラあるんだ、こんなに人の心を掴める歌を歌えるんだ、って思った」とあのちゃんのパフォーマンスを絶賛しました。
あのちゃんのカリスマ性に魅せられた地下アイドル界には、あのちゃんを模倣するもどきが大量発生。
でか美ちゃんは「髪型をボブにしたり、メンバーカラーを水色にしたり『やる気ありません』ってフリをしている地下アイドルの偽物がめっちゃいた」と明かしました。
出典:fumumu
オーラがあることや人に真似されるほど憧れられるということは、元々テレビなどで活躍される前から人を惹きつける力をお持ちだったのでしょうね。
喋り方が変わった?キャラ作り?
人気が出てからというもの、あのちゃんが「ゆるめるモ!」として地下アイドルの活動をされていた頃、今よりも話し方がハキハキされており、スローな話し方ではなかったとの指摘がネットで物議を醸していました。
実際にあのちゃんが話している動画がこちらです。
今と同じ声質で鼻声っぽくはありますが、確かに今よりも話し方に違和感がなく、少々内気で恥ずかしがり屋の女の子のように見えますね。そう考えると現在の独特な話し方に関してはテレビ用なのでは?やキャラ作りを疑われてしまうのは仕方ないように思えます。
しかし、ご本人は以下のように答えています。
「発声の仕方が分からない次元だったんで、人との会話も…僕メンバーとも会話ができてなかった」と当時の状況を明かした。
さらに「おはようとかも言えない、ずっと胸が緊張した状態。声が出て行かなくてあの時期はインタビューとかでも声の発生の仕方が分かんなくてあんな感じだった」と過去の苦悩を回顧。自身の声について「頑張って声を張ったりすると(声の)音色が変わったりする」と説明するも「最近知った人から見るとこう見えてんだなぁと思いました」と心境を明かした。
出典:modelpress
実際に今の喋り方に落ち着いたのは、キャラ作りではないようで、こちらの話し方の方が自身の本来の姿だとお話しされており、当時よりも自分らしく生きておられる印象です。
あのちゃんはスタイル抜群!?
不思議キャラで童顔のあのちゃんなので、あまりイメージはないかもしれませんが、あのちゃんはとてつもなくスタイルがいい!との噂があります。
テレビだけで見るとなかなかそのプロポーションはわかりにくいのですが、なんと身長は166cm、体重は42kgとモデルのような数字を叩き出しています。
実際にあのちゃんの投稿した全身写真はこちらです。
確かに全身で見るとすらっとされており、高身長で首が長く顔が小さいですね。お洋服もさまざまなデザインを着こなされています。
あのちゃんのスタイルを見ると、食生活など気をつけているのかな?と思いますが実は真逆で、かなりの偏食家な一面を持ち合わせています。
あのちゃんは以前「踊るさんま御殿」に出演された際、以下の発言をされています。
肉と米は食べるのが疲れるから、魚は骨が刺さるから嫌い
ちなみにあのちゃんの好きな食べ物はこちらです。
- お菓子
- 韓国料理
- もやし
お菓子については、カバンの中身はいつもこんな感じみたいですね。
仕事帰り大体お菓子でばっぐの中まんぱんになる夕飯になるやつら pic.twitter.com/ZwDzt0GaRI
— あの (@aNo2mass) April 27, 2021
夕飯としてお菓子を取り入れているようです。ある意味健康的な痩せ方ではないのでしょうが、このような偏食ぶりもあのちゃんらしさと言えるかもしれません。
まとめ
身長もあの童顔からは考えられない166cm…ちなみにあのちゃんは年々身長が伸びているのか、増やして書いているのかはわかりませんが、初期は163cm、その後は165cmと徐々に伸びていったとのことです。いずれにしても人のギャップって惹かれますね。
世間の反応
コミュ障キャラやってるけど本当は空気読めるかも。