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2019年11月に麻薬取締法違反で逮捕され、2020年2月に懲役1年6月・執行猶予3年の有罪判決を受けた女優の沢尻エリカさんに「中国で復帰」との報道が噴出しています。
こちらの記事では、復帰プランは違約金返済のため？、酒井法子と同じ復帰ルートは厳しい？、ネット配信による復帰説？、世間の反応について触れていきます。
復帰プランは違約金返済のため？
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現在は実兄夫婦の家でお世話になっているようで、静かな生活を送っているという沢尻さん。
そんな彼女をよそに、世間や所属事務所は急速に復帰ムードが高まっているようです。中国での復帰の噂や、ネット配信で濡れ場出演などの噂も飛び交っているようですが、真実なのでしょうか？
逮捕や有罪判決を経ても、実質的な所属事務所である『エイベックス』は沢尻さんを解雇することなく、更生を支援していくと表明されており、一部では「エイベックスは面倒見がいい」などと美談にされているようですが、実際にはそんなに甘い話ではないようです。
「沢尻の逮捕によってNHK大河ドラマ『麒麟がくる』は前代未聞の撮り直しとなり、CMもすべて吹き飛んだ。違約金や賠償金は総額で10億円以上、一部では『20億円に上る』とまでいわれましたが、本来なら沢尻が背負い込まなくてはいけない分までエイベックスがすべて肩代わりしました。当然、その損失を穴埋めするため、いずれは復帰させて稼いでもらわないと困るわけです。そのためにはなりふり構っていられませんから、『濡れ場』なんて話まで出てくるんです」（芸能関係者）
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沢尻さんは、2012年にも週刊誌にスペイン人の大麻インストラクターの彼氏と「大麻中毒」が報じられたことがありました。
沢尻エリカさんの元夫・高城剛さん
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大麻使用疑惑が原因で以前所属していた大手事務所を解雇されているようで、エイベックスへと移ることになりましたが、この背景について当時の夫・高城剛さんは「エリカを脱がせてカネにしようとする連中が近づいてきた」と証言していました。
大麻疑惑を隠蔽してもらう代わりに、沢尻さんはエイベックスの言いなりになり、沢尻さんは主演映画『ヘルタースケルター』でヌードと濡れ場を披露しています。
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沢尻さんは裁判で「女優復帰は考えていません」と話しており、今後については家族の協力を経て更生する旨を話されていましたが、またも今回の一件でエイベックスに大きすぎる借りを作ってしまったことで仕事の拒否権はなく、どんな形でも復帰して奉公しなくてはならないのが現実ではないかと思われます。
沢尻さんの現在の自宅での様子や、松浦会長から大麻隠蔽する代わりにエイベックスに所属、濡れ場の仕事を斡旋された経緯についてまとめた記事はこちらです。宜しければどうぞ。↓
酒井法子と同じ復帰ルートは厳しい？
今回の沢尻さんの「中国での復帰」が噂されているのは、2009年に覚せい剤の所持・使用で逮捕された酒井法子さんの前例があるからだそうです。
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酒井さんは逮捕をきっかけに、日本の芸能界では活動休止に追い込まれました。ところが、3年の執行猶予期間も明けぬ2011年、のりピーファンも多い中国で政府主催の違法薬物防止キャンペーンで禁毒大使に任命されるとメディアへの出演を活発化させ、ここ数年も中国・台湾・香港など中華圏を中心にコンサートやディナーショーを行っていました。
酒井さんは元々90年代から、タレントとして日本で伸び悩んだ時期に、まだ日本の芸能界が目を向けていなかった中国・台湾での活動を始め、知名度を上げていました。
ドラマ『1リットルの涙』沢尻エリカさん
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沢尻さんが主演を務めた2005年に放送されたドラマ『1リットルの涙』（フジテレビ系）が、中国で放送されたことをきっかけに、現地で沢尻さんの人気が爆発したこともあったようです。
一部報道では知名度・人気共に十分で、すでに復帰のための土壌はでき上っていると言われていますが、現実はそんなに甘くはないようです。
「中国が酒井を受け入れた時とは時代が違います。18年、習近平政権は国内に蔓延する違法薬物の一掃を掲げ、目下、麻薬取り締まりを強化しているところ。それに、習政権には繰り返したくない過ちもある。14年に大麻使用の容疑でジャッキー・チェンの息子、ジェイシー・チャンが中国当局に逮捕された。ジェイシーは北京市内のマンションで大麻100グラムを所持しており、自身での使用のほかに売人疑惑も持ち上がっていて、死刑の可能性を指摘するメディアもあったほど。しかし、下されたのはわずか6カ月の実刑判決。これには『親がスターだと違法薬物をやっても刑罰が軽くなるのか』との不満の声が上がり、中国人民は司法不信を一層深めることとなったんです。
特に今は、香港問題や米中貿易摩擦など、対処しなければならない課題が山積み。習政権にとって、芸能人の違法薬物事件に甘い態度を見せれば、国内の不満が一気に政府に向けられる可能性もある」
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現在の薬物乱用による中国の世論は厳しく、中国では死刑になる場合もあるようで、最近では酒井さんの中国の活動に対してもネット上で以下のような発言が目立っているようです。
中国を違法薬物中毒者の復帰の場に利用するな
中国では違法薬物に関われば死刑になることもあるのに、そうした人間が芸能活動するのには納得がいかない
日本で仕事がなくなったから、中国で出稼ぎしてるようにしか見えない
中国での女優復帰は、シナリオ通りに行くのは難しい可能性もありますね。
ネット配信による復帰説？
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一方、Netflixをはじめとした外資系の映像配信サイトの作品で復帰するとの見方もあるようです。
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こちらも前例として、2019年3月ミュージシャンで俳優としても活躍しているピエール瀧さんがコカイン使用容疑で逮捕され、6月に麻薬取締法違反で懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決を受けていましたが、2020年2月に映画撮影で芸能界復帰を果たしています。
「Netflixでは、逮捕前に撮影したオリジナルドラマ『Followers』の沢尻出演シーンをカットせずにそのまま放送。同じく違法薬物で逮捕されたピエール瀧も、Netflixオリジナルドラマ『全裸監督シーズン2』（2021年配信予定）への出演が決定しています。地上波テレビと違って沢尻の起用にコンプライアンス的な問題は一切なく、こちらも復帰の舞台としては魅力的。もし『全裸監督シーズン2』でピエール瀧と共演すれば話題性も抜群でしょう」
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かつては実兄や実母と共に飲食店を経営や専門学校へ進学など、芸能界とは離れた生活をされるとの噂がささやかれていた沢尻さん。
今後エイベックス含めどのような動きがあるのか気になりますね。
世間の反応
芸能界は甘いから
日本でやらかした芸能人が易々と活躍できるほど甘くないと思うけど
